公認会計士”不”合格体験記【②web通信講座のデメリット】

公認会計士試験撤退

勉強を始めてから最初の2年間は、仕事を続けていました。

そのため、予備校ではWeb通信講座を選びました。

2020年8月はちょうどコロナ禍の真っ最中でした。仕事もテレワーク中心になっており、通勤時間がなくなった分、勉強時間を確保しやすい環境でした。


資格の勉強というのは最初が一番やる気がある気がします。

一方で、最初はまだやることが少ない。

僕は簿記2級を取得していましたが、取得したのは12~13年前。内容はほとんど覚えていません。

そこで、「まずは基礎からやり直そう」と思い、簿記3級の問題集を買って精算表から勉強しようとしていました。

しかし、そんなことをしている余裕はすぐになくなります。

公認会計士試験の勉強範囲はとにかく広い。

最初のうちは余っていたやる気も、すぐに、どんどん進む講義についていくだけで精一杯になりました。


僕は結局、6年間ずっとWeb通信講座で勉強しました。

通学時間が不要で、自分の生活リズムに合わせて講義を受けられるため、仕事や子育てとの両立がしやすかったためです。

ただ、デメリットもありました。


まず、収録講義だと、講義中にすべて理解しようとしてしまうことです。

1.2倍速で講義を視聴していたにもかかわらず、3時間の講義を終えるのに4時間近くかかっていました。

わからないところが出てきたときや話が聴き取れなかったとき、板書をメモするときに動画を止めたり、聴き直したりしてしまうからです。

しかし、結局のところ、講義中に全部理解することはできません。

もしライブ講義だったら、「ここは後で復習しよう」とメモだけして先へ進めていた気がします。


次に、質問のしづらさです。

質問メールやZoomなどでの相談の制度はありました。

ただ、質問メールは自分の疑問が正確に伝わるように文章を書いたり、資料を添付したりするのに、思った以上に時間がかかります。

Zoomなどでの相談も利用できましたが、順番待ちでいつ自分の番が来るかわからず待っているのがイヤで、あまり使いませんでした。(これはうまく使っている人もいると思います。)

ライブ講義なら、先生が近くにいるので、その場で聞くことができます。

この差は意外と大きかったように思います。


そして、個人的に、実は一番大きな違いなんじゃないかと思っているのが、環境(周囲)からのプレッシャーがないことです。

Web通信講座は基本的に一人です。

答練の結果が返ってきてE判定だったとしても、

「ダメだったな。もう少し頑張らないとな。」

くらいで、周囲との差もわかりづらく、あまりプレッシャーがかかってきません。

しかし、周りに受験生がいる環境だと違います。

自分がE判定なのに、周りではB判定・C判定を取っている人がいる。

その姿を目の当たりにすると、

「あの人はあんなにいい判定が出ているのに、自分はダメだった。もっと勉強しないと!」

という危機感が生まれます。

そのプレッシャーが日々の勉強の原動力になると思います。

また、「どれくらいできていないと、置いていかれているのか」といった尺度もわかったりします。

実際、学生時代に受験した公務員試験や社会保険労務士試験は、どちらもライブ講義でした。

特別に誰かと競争していたわけではありません。

それでも、周りの受験生の様子や状況を見ると、

「これくらいはやっておかないと」

という気持ちになり、危機感をもってと勉強を進めることができました。

(結果的に、それらの試験には合格することができました。)


いずれにしても、そんな感じで、予備校のスケジュールに沿って、

  • 財務会計論(計算)
  • 管理会計論
  • 企業法

の学習がスタートしました。

このころは、

朝に少し勉強してから9時に仕事開始。

18時~19時頃に仕事を終え、その後に再び勉強。

平日は3~4時間、休日は7~8時間ほど勉強していたと思います。

【2020年8月~11月 累積勉強時間 434時間】

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