公認会計士”不”合格体験記【④初めて受けた短答式試験(練習受験)】

公認会計士試験撤退

2021年4月になり、繁忙期を乗り越えると、仕事は通常モードに戻りました。

勉強時間も安定して取れるように戻り、平日は4時間程度、休日は8時間以上の勉強時間をコンスタントに確保できるようになりました。


当時受講していたWeb通信講座で、講師の方が「目標とする時期の本試験の前に、一度練習として本試験を受けてみるといい」と話していました。

「もう本試験のことを考える時期?早すぎない?」と思いましたが、確かに本番の雰囲気というのはなかなか体験できません。(特に僕のようなweb通信のみで勉強している受験生にとっては。)

試しに受験してみることにしました。
申し込み自体は2月の段階で済ませていました。


試験日は5月下旬の日曜日。

少し緊張しながら試験会場へ向かいました。当時36歳でした。

会場には学生くらいと思われる若い受験生が多く、年齢層としては20代が中心だったように思います。

それでも、自分と同年代、あるいはそれ以上に見える受験生の方も一定数いて、「意外と社会人も受験しているんだな」と感じたのを覚えています。


試験結果ですが、当然ながら散々なものでした。

そもそも、試験問題をどのような順番で解くのか、時間配分をどうするのかといった戦略は全く考えていませんでした。

当時の財務会計論や管理会計論は、計算問題と理論問題が混在して出題されていましたが、僕は何も考えずに前から順番に解いていました。

管理会計論では計算がなかなか合わず、いつまでも電卓を叩いていた記憶があります。

また、監査論についてはまだ学習の1周目も終わっていない段階でした。
問題を見てもほとんどわからず、試験終了までの時間がとても長く感じられました。


正直なところ、試験問題の内容そのものについては、この時点で受験した意義はほとんどなかったと思います。

しかし、本試験日の一日の行動のシミュレーションという意味では少なからず、意義はありました。


・本試験は開始時間が早いため、何時に家を出れば余裕を持って到着できるのか。
・その時間に起きたときの体調はどうか。
・電車の込み具合はどうか。
・会場最寄り駅の混雑状況はどうか。
・昼食や間食はどこで、どのように準備するのか。
・机や椅子はどのようなものなのか。
・試験中の雰囲気はどんな感じなのか。
・教材を持ち運ぶためには、どのようなバッグが便利なのか。
・トイレはどの程度混雑するのか。
・休憩時間は実際にどれくらいあり、その間にどの程度勉強できるのか。

こうしたことを事前に把握して、本試験当日にも多少明確にシミュレーションできるようになることは、収穫になると思います。


・・・

その後、合格発表のあった6月下旬頃。

web通信の講義の中で、講師の方が、「今年は予想以上に練習受験で合格してしまった人が多かった。」とおっしゃっていたのを聞いて、「どうやったら10か月で合格できるんだよ。」と心の中でつぶやいていました。笑

【2020年8月(勉強開始)~2021年5月 
 累積勉強時間:(10カ月)1,110時間】

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